大阪SPS過去の公演情報
あの雲は夏の空
23回大阪公演
まるであの雲みたいだな
コロナ禍で実施した大阪新人公演企画。
若手二人による二人芝居。
とあるマンションお一室で繰り広げられる見知らぬ二人の男の会話劇。
実はそのうちの一人は超能力者?
その場に参加していただいた観客の皆さんにも「超能力者」として存在していただいた異色作。
ひまわり
21回大阪公演
「ひまわり」という名のその喫茶店に行けば、不思議な人と巡り会えます
岡山・東京・大阪と同じタイトルで綴られた作品群の一つ。「つぐはる 」という不思議な男が居る喫茶店で起こる小さな奇跡の物語。
「悲しみ」がいつか幸せの「タネ」になり、美しい花を後世に開いてくれる、というテーマをもとに作成された連作の最終話です。春を継ぐという名を持ったその男の不思議なエピソード。
あしたバーボンハウスで
20回大阪公演
バーボンハウスというその酒場に届くはずのない手紙が届く
中島みゆきさんの楽曲と同じタイトルのこの物語は、東京で上演された「雨音が消えぬ間に」のリメイク。
大阪キャストオールスターが放つ、東京作品のオマージュ!
中島みゆきさんの曲を全編に散りばめたシリーズ作品の完結編。歌にダンスに芝居という組み合わせの中で、すでにこの世にいない男からの手紙を受け取った人々が一堂に会し、その謎を解いていく。
吾も亦紅なりと密やかに
19回大阪公演
リコリスステーション、それは宇宙人がいる避難場所
現代社会の避難場所、「リコリスステーション」に集まる様々な人々の人間模様。
避難って、いつまでするもんなんでしょうね?
大阪1期生を除く「若手?」出演陣による公演!
「避難」というキーワードで生きにくい現代社会の中、逃げ場や安息の場所を必要としている人々の心の描写を「宇宙人」という存在を登場させることで、シニカルに表現した作品です。秋の風に密やかに揺れる吾亦紅が、我もまた、紅なんだと静かに主張をしている様は、現代社会で消えそうな自分の存在を、それでも強く掲げようとしている誰かに他ならないのでしょう。
アンコール
15周年記念公演後半
それは人生という短い奇跡を振り返る物語・・
15周年の最後に大阪で上演された作品。
そこは地下にある怪しげなホテルのラウンジ。
そのラウンジでは夜な夜な、不可思議なショーが繰り返されている。
そのショーに登場するのは様々な事情を抱えたものたち。
帰れないものたちが、そのステージに立ち続ける理由とは・・・
中島みゆきさんの楽曲のみで構成された作品の第二弾。作演出のキタムラが中島みゆきさんの楽曲から着想し、「生」と「死」をテーマに書き上げました。本シリーズでは恒例のダンスパフォーマンスとバンド編成の生演奏が見どころの作品です。
夜汽車に乗って2015大阪公演
15周年記念公演
それは父と息子の物語・・
2001年大阪で初演された作品を4都市で再演を果たした作品の大阪公演です。
舞台は東京から長崎へ向かう寝台特急「さくら」の車内。
一人の男が傷心旅行の道中にいた。
車窓から見える夜の風景は、銀河鉄道さながらに、飛び乗った男の心を切なくも優しく映し出す。
そんな銀河鉄道のような夜に携帯電話で繋がる6人の男達の物語。
キタムラ作品の中には頻繁に「宮沢賢治」に影響を受けた世界が登場します。旗揚げ作品でもある本作はまさにその代表作。「銀河鉄道」というモチーフと「父との別れ」という作家本人が経験した事実をもとに作られた作品。
シュガー
SPS大阪第16回公演
それは男たちが心の癒しを求めて集まる女装クラブでの出来事・・
中島みゆきのナンバーに乗せて始まるショータイム、様々なトラウマを抱えた男たちがその悲しみをパウダールームで上塗りし、現実を離れるひとときのパラダイス。
ショーが終わり、彼らが見出したものは・・
中島みゆきさんの楽曲のみを使用し、作品を構成しているシリーズ第一弾。作演出のキタムラが長年構想していた物語です。「夜会」に影響を受け、中島みゆきさんの世界観をLGBTQの視点で模った一作目。
第15回公演:ヨルヲトオシテ
第8回公演:春色の手紙
第7回公演:君の隣に
第6回公演:春列車
大阪PLUS特別公演:冬が来て
第5回公演:さよならさよなら
第4回公演:好きな人
第3回公演:深夜終宴
第2回公演:冬来君去
第1回公演:帰郷夜行