SPS大阪第19回公演「吾も亦紅なりと密やかに」
大阪の下町、雑居ビルの中にその避難所はあった。
その名も「リコリスステーション」。
社会に適合できない?居場所がない?帰る場所がない?そんな人間たちのまさに「避難場所」。
だがその場所にはもう一つ、重大な秘密があったのです。
それは、その部屋の片隅に、宇宙人が住んでいるのでした・・・・、
宇宙人、
一体どんな姿をしているんでしょうか?
そして、どんな言葉を話すんでしょうか?
はたまた、なぜ、大阪の下町の雑居ビルに住んでいるのでしょうか?
これは、そんな宇宙人と、大阪の可笑しな住人たちとの、心ときめくラブストーリー!
本公演のテーマソング
「命は赤い」
命は赤い
作詞作曲:西田大介
触れればほら温かい 触れればほら温かい
この手の中に流れるものそれは命の泉
触れればほら温かい 触れればほら温かい
愛と愛を分け合って受け継がれた命
生まれたばかりの赤ちゃん 寝たきりのおじいちゃん
道端で暮らすおっちゃん ワンマン大統領
誰もがきっと僕に成り得た、僕もまた誰かに成り得た?
流れるものは同じ、命は赤い。
触れればほら温かい 触れればほら温かい
触れて初めて「あなた」と「わたし」を確認する
触れればほら温かい 触れればほら温かい
この世界で輝くために脈打つ命は平等
子供を捨てた母親 自殺未遂の少年
男を愛するにいちゃん 銀色宇宙人
背後から指差して笑っても、それは自分自身なのかもしれない。
最初から違いなんてなかったんだ。誰もがこの世界で輝ける。
だから皆、命は赤い。
あぁ、僕は僕のまま走り出そう。
息ができなくなるまで、ずっと遠くへ遠くへ。
自分の居場所を見つけ出してそこで輝くから。
ねぇ、そしてまた出会えたなら
息ができなくなるまで、抱きしめて抱きしめて。
熱が伝わって、鼓動が聞こえるくらい。
君とは繋がっていたいんだ。
ねぇ、だからそれまで
その命、輝いていて。
公演日程
公演会場
料金
出演
ミュージシャン
西田大介
登場人物紹介
こちらに物語の登場人物を不定期で本番当日までの間に掲載をしてまいります。
彼はいじめられっ子の学生、その日、この避難場所に足を運んだ新人君。
この場所で今日、彼は出会いと別れを体験することになるのですが・・、それは当日、皆さんが目撃してあげてください。
彼の好みはくたびれたおっさん。
該当者の方は、一目惚れされないように気をつけてね。
彼はその避難所「リコリスステーション」の管理人さん
どうやらこの避難所の管理人という仕事は代々受け継がれているようで、
そんな彼も3代目?という噂です。
3代目の特技はヨガとお掃除、
避難民のプロファイルを記憶する能力にも長けているようで・・、
皆さんも、管理人さんに弱みを握られないようにお気をつけて。
彼はその避難所「リコリスステーション」の近所でバイトをしている喫茶店の店員さん。
のんびりとしたその性格にみんなが癒されることでしょう。
悩みをたくさん抱えたお客が来るこのステーションで、唯一悩みがなさそうな彼・・、
でも一波乱起きそうな空気感。
それは一体なんなのか?
彼が巻き込まれるこの日の事件はぜひ会場でお楽しみください。
彼はその避難所「リコリスステーション」の近所でとあるスナックを経営しているオーナー件店員さん。
この風貌に似合わず、このおじさんにはいろんな秘密があります。
西中島南方界隈で人気を博するこのおじさんの素敵なキャラクターとその裏暗い過去の物語はぜひ、みなさんの耳で、目で体感ください。
彼はその避難所「リコリスステーション」にかつて避難をしていたくたびれたサラリーマン。
その昔彼はこの避難所で恋をして、その恋のためにこの場所をでて行くことになてしまったということです。
彼がなぜこの場所に戻ってきたのか?
その理由もその日、明らかになることでしょう。
彼はその避難所「リコリスステーション」に棲む謎の宇宙人。
彼の特殊能力は様々で、その力でこの場所に集まる人々を陰ながら支えている。