SPS東京第15回公演「明日、君に会えたら」

それは雨の季節、その森の入り口には「山猫軒」という素敵なレストランがありました・・、
 

その店には、ある秋の日に突然失踪した男を、今も待つ不可思議な常連たちがいます。 
 
なぜか彼の不在を受け入れられずいつか帰ってくると信じている人々。
そんな中、彼とそっくりの男が店にやってくるのです。
もちろん男はかつて失踪した男とは別人のようなのですが、周りの人間は彼が帰ってきたものだと信じてしまうんだとか・・、
なぜ人々が彼の不在を受け入れられないのか、彼に何を望んでいるのか、彼に、何を伝えようとしているのか。
これはそんな人々の、恋のお話。
 


 
公演の詳細情報

公演日程

6月17日(土) 20:00 公開リハーサル(チケット完売)
6月18日(日) 14:00(チケット完売)17:30(チケット完売)
6月24日(土) 14:00チケット完売17:30(チケット完売)
6月25日(日) 14:00チケット完売17:30(チケット完売)
開場は開演の30分前となります。
音楽ライブは開場15分後にスタートいたします。
キャンセル待ち受付メールアドレス:ticket@sps.vc
 

公演会場

レンタルスペースさくら 原宿

料金

公開リハーサル参加券 1000円
前売券 2000円
※前売券は劇団員より直接ご購入ください。
当日券 2500円
25歳未満割 1000円
※受付にて身分証明書のご提示をお願いいたします。
当日精算予約券 2000円
当日精算予約券は予約専用メールアドレスやツイッターにて「お名前」「ご希望の公演日時」「人数」をお知らせくださいませ。一度のご予約で3名さままでご予約が可能です。
当日精算予約券専用メールアドレス:ticket@sps.vc
※当日精算にてご予約のお客様は開演15分前までに受付にて発券をお済ませください。その時間を過ぎますと、当日券でお待ちのお客様を優先的に案内させていただきます。
 

出演

ゆうだい・あんぢぇ・ひろかず・じゅん・たかし・だいすけ・ともひろ・ひこ・ひろし

ミュージシャン

菊池ジョバンニ・tak
 

劇中曲の紹介
テーマに沿ったライブ演奏と、書き下ろしオリジナル曲

本公演では恒例の開場15分後のライブに加え、劇中のオリジナル曲を3曲書き下ろしで皆様にお披露目をさせていただきます。
今回のサポートミュージシャンであるtakさんはJAZZピアニストさんですので、その魅力をふんだんに活かしたアレンジが聴きどころ!!
本番が始まるひと時と、劇中のライブ演奏も乞うご期待!
 
そんな書き下ろしの中から一曲の訳詞を紹介します!
 

劇中歌「雨」 
作曲:菊池ジョバンニ 英語詞:キタムラセキチ アレンジ:tak

(日本語訳)
僕は誰なんだろうか
ふと疑問に思う
自分が何者なのか、この雨に尋ねても、ただ降り続くだけ
僕の大切な何かはあの森の奥にあるんだ
だから僕の名前を呼んでほしい
君には聞こえているのだろうか?
あの輝きは遠く風に吹かれてしまった
ねぇ、聞こえていますか?
僕はずっと君の名前を呼んでいます
答えてほしい、ここで、ずっと待っているから
 
ただ僕の名前を呼んでほしい、
ねぇ、君は今どこにいるの?
あの輝きは暗闇の中に閉ざされてしまった
この声が聞こえますか?
僕はずっと君の心に話しかけています
だから手を伸ばして、ずっとここで待っている僕の方へ
 

本番15分前のライブ曲の秘密

 
TheStagParty Showのもう一つの楽しみ方・・、それは30分前から流れているBGM、そして15分前から始まるライブ演奏です。それぞれ3〜4曲の構成から成るこのBGMとライブにも物語のヒントがたくさん隠されています。
ぜひ、作品の予行練習も兼ねて、この15分に流れるナンバーもご堪能くださいませ。
 

「明日君に会えたら」ライブ曲一覧

lover come back to me

アーティスト:シグマンド・ロンバーグ
ミュージカル:ニュー・ムーン
リリース:1930年

Someone to watch over me

アーティスト:ガーシュウイン
ミュージカル:Oh,Kay
リリース:1926年

Mr. Tambourine Man

アーティスト: ボブ・ディラン
アルバム: ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
リリース: 1965年

Rhythm of the rain

アーティスト: カスケーズ
アルバム: 四重人格
リリース: 1979年

登場人物紹介

こちらに物語の登場人物を不定期で本番当日までの間に掲載をしてまいります。


店主「さんた」
これはその山猫軒の店主、"さんた"さん。
彼の作る料理は絶品で、わざわざ遠くから、この森の入り口にやってくるお客様もいるくらいだそう。
でもお気をつけください。
このレストランの裏手にある森に足を踏み入れて、帰ってきた人はごく僅か・・、
美味しい料理とお酒に浮かれて、決して足を踏み入れることなどなさらぬように、
 


常連「ひろ」
これはその店のご近所さんで常連さんの"ひろ"さん。
いつも難しそうな本を読みながらその店の窓際で紅茶を飲んでいます。
この緑に囲まれた街に彼が引っ越してきたのは、恋人とゆっくり人生を過ごすため・・、
だったはずなんですが、人生はそう甘くはありません。
恋人とひろさんの恋には辛い秘密があったのです。
その全貌は、この物語で明らかになることでしょう。

 



謡唄い「ジョバンニ」
これはそのレストランで歌を歌い続ける謎の謡唄い"ジョバンニ"さん。
普段はその店の前でタバコを吸って座り込んでいる彼ですが、ふらりと気が向くと
マイクの前に立ち、歌を歌い始めます。
彼の独特な選曲と、スモーキーな歌声に、お客様はユッタリとした時間を過ごしてくれるのです。
皆さんもジョバンニさんが用意したとっておきのオリジナルソングをお楽しみに。

 



常連「傘沼」
これはその店の常連さんの一人で"傘沼"さん。
傘沼さんはとても賢い人で、この住宅街のはずれにある研究所の研究員をなさっていたんですが、ある日突然、この街をさり、海外に行ってしまいました。
傘沼さんに何があったのか・・・、
とても紳士的で面倒見の良さそうなこの人にも、秘密があるようです。
その秘密は・・・、ぜひ、お店にお越しください。

 



初めてのお客「クニヲ」
これはその店に、今日、初めてやってきたお客様。
どうやら彼はおばぁ様のお世話を兼ねて、この森のある街に引っ越してきたようです。
そのみせにやってきた一番の理由は「桃のコンポートと鳥のつくね」というネットで評判のメニューを食べるため、だそうです。
さて、一体どんなお味がするんでしょうね?
彼の近くに座れば、おすそ分けもあるかもですよ。
 


常連「設楽」
これはその店の常連さんの一人である"設楽"さん
設楽さんはお仕事の都合で、しばらくこの町を離れていました。
営業さんというのは大変なお仕事のようで、設楽さんはかつての風貌と随分と変わった感じになってしまったそうです。
この人に何があったのか・・・、
その謎も、このお店でわかるかもしれませんね。
 


バイト「藍郎」
これはその店のバイトをしている学生の"藍郎"くん
藍郎くんは最近この店のバイトを始めたみたいなんですが、マスターとの相性は抜群。
辛辣な接客スタイルでお店のスパイス役をかってくれています。
ちょっと恐い雰囲気ですが、癖になるお客様が多いみたい。
ぜひ、体感ください。 
 

 

常連「浜村」
これはその店の常連の一人、"先生"。
先生はなぜ先生と呼ばれているかというと、本当に先生だからです。
そして、いつも和装で、この店の片隅で、原稿用紙に向き合っては難しい顔をしています。
近寄りがたい雰囲気ではありますが、実は気さくないい人ですよ。
先生がどんな物語を書いているのか、それも話しかければ教えてくれるかもしれません。
 

 

常連「根元」
これはその店の常連の一人でさすらいのカメラマンの根元さん。
彼は世界を飛び回り、写真を撮っているようで、このお店にもなかなか現れないお客さま。
でも、昔はしばらく居座っていたみたいで、それで「常連様」扱いなのです。
なぜ、彼が昔はここに居座っていたのか?そしてまた、流離うようになったのか?
その秘密も、お越しになられた方々にはわかるのかも・・・
 

 
 

初めてのお客「眉塚」

これはその店に今日、初めてやって来たお客。
横浜からはるばる電車を乗り継いでこの山奥のレストランまでやって来たそうです。
どうやら誰かと待ち合わせをしているそうなんですが・・、その人は誰なんでしょうね?
この人が本当に逢いたい誰かさんのことも、当日お越しになられた方々にならわかるのかも・・・
 
 
この物語にこの日、登場するのは以上の人たち、
はてさて、どんな事件が起こるのやら・・・・・