SPS東京第15回公演「明日、君に会えたら」
それは雨の季節、その森の入り口には「山猫軒」という素敵なレストランがありました・・、
その店には、ある秋の日に突然失踪した男を、今も待つ不可思議な常連たちがいます。
なぜか彼の不在を受け入れられずいつか帰ってくると信じている人々。
そんな中、彼とそっくりの男が店にやってくるのです。
もちろん男はかつて失踪した男とは別人のようなのですが、周りの人間は彼が帰ってきたものだと信じてしまうんだとか・・、
なぜ人々が彼の不在を受け入れられないのか、彼に何を望んでいるのか、彼に、何を伝えようとしているのか。
これはそんな人々の、恋のお話。
公演日程
公演会場
料金
出演
ミュージシャン
菊池ジョバンニ・tak
劇中曲の紹介
テーマに沿ったライブ演奏と、書き下ろしオリジナル曲
本公演では恒例の開場15分後のライブに加え、劇中のオリジナル曲を3曲書き下ろしで皆様にお披露目をさせていただきます。
今回のサポートミュージシャンであるtakさんはJAZZピアニストさんですので、その魅力をふんだんに活かしたアレンジが聴きどころ!!
本番が始まるひと時と、劇中のライブ演奏も乞うご期待!
そんな書き下ろしの中から一曲の訳詞を紹介します!
劇中歌「雨」
作曲:菊池ジョバンニ 英語詞:キタムラセキチ アレンジ:tak
(日本語訳)
僕は誰なんだろうか
ふと疑問に思う
自分が何者なのか、この雨に尋ねても、ただ降り続くだけ
僕の大切な何かはあの森の奥にあるんだ
だから僕の名前を呼んでほしい
君には聞こえているのだろうか?
あの輝きは遠く風に吹かれてしまった
ねぇ、聞こえていますか?
僕はずっと君の名前を呼んでいます
答えてほしい、ここで、ずっと待っているから
ただ僕の名前を呼んでほしい、
ねぇ、君は今どこにいるの?
あの輝きは暗闇の中に閉ざされてしまった
この声が聞こえますか?
僕はずっと君の心に話しかけています
だから手を伸ばして、ずっとここで待っている僕の方へ
本番15分前のライブ曲の秘密
TheStagParty Showのもう一つの楽しみ方・・、それは30分前から流れているBGM、そして15分前から始まるライブ演奏です。それぞれ3〜4曲の構成から成るこのBGMとライブにも物語のヒントがたくさん隠されています。
ぜひ、作品の予行練習も兼ねて、この15分に流れるナンバーもご堪能くださいませ。
「明日君に会えたら」ライブ曲一覧
lover come back to me
アーティスト:シグマンド・ロンバーグ
ミュージカル:ニュー・ムーン
リリース:1930年
Someone to watch over me
アーティスト:ガーシュウイン
ミュージカル:Oh,Kay
リリース:1926年
Mr. Tambourine Man
アーティスト: ボブ・ディラン
アルバム: ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
リリース: 1965年
Rhythm of the rain
アーティスト: カスケーズ
アルバム: 四重人格
リリース: 1979年
登場人物紹介
こちらに物語の登場人物を不定期で本番当日までの間に掲載をしてまいります。
店主「さんた」
常連「ひろ」
謡唄い「ジョバンニ」
常連「傘沼」
初めてのお客「クニヲ」
常連「設楽」
バイト「藍郎」
常連「浜村」
常連「根元」
初めてのお客「眉塚」